ムーミン谷に住みたい、さまよえる旅人の青星いるかです。
村上さんが読者からのメールに答える、という企画がちょっと前におこなわれていました。
『村上さんのところ』というサイトです。
実は私、村上さんからお返事がきたのです!
メールの件名に「村上ですが」と書いてあったのを見つけたときは、一瞬目を疑ってしまいました。
その頃はまだセブ島に住んでいて、数日のあいだ、大興奮!でした。(現在はNZに住んでいます)
「物語の力」あふれる村上春樹さんの、小説は心のオアシスです
なぜだか、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
を今すぐ、読みかえしたくてたまらなくなりました。好きなんですよね、あの小説。『ノルウェーの森』や『海辺のカフカ』と並んで、好きな小説です。
日本にあるんだよなぁ〜、確か。あの「物語の力」に触れたいなぁ、この静かな場所で。
ここは通りから奥に入ったところで、真ん中の駐車スペースをぐるりと円上に取り囲むように、10軒のおうちが建っています。
風水的にも、ばっちりと良い気が回るので、買ってきた切り花が3週間も元気なままでびっくり〜。
近所のこどもたちが、裸足で遊ぶ平和な場所です。
自分たちで、リフォーム中!〜やどかり戦法
いまだ引っ越しの最中みたいなものでして、あちこち修理やリノベーションをしながら、ザ・おうちでキャンプ、みたいに暮らしています。
身体のどこかにペンキがついているので、巨大なホームセンターに行くと店員さんに、「ダーリン、髪の毛に白いのついてるわよ〜」と優しく言われたりします。
てへへ、と笑い、新しい色のtest podをつくってもらう毎日です。最近のペンキって、コンピューターを使ってその場で配合するんですね!
それとも、ニュージーランドだけなのでしょうか。
庭も芝を刈ったらすっきりして、実に色んな植物たちが隠れていたのが発見されました。
誰も構っていなかったようで、元気をなくしていましたが、家に手を入れるようになったら、息づいてきたのです。
ある日ふと窓の外を見ると、ぐーんとのびた茎のてっぺんに見事な赤いバラが咲いていました。
そうか、君たちはバラだったんだ!見てみると、半分枯れたような木からも、つぼみが次々に膨らんでいました。
先月の帰国では、京都、それから台湾と旅をしてきましたが、しばらくはこの家がみせてくれる色んな風景を旅する、ささやかで楽しい毎日となりそうです。