かなり前のことですが、
「あのさー、なんかリスみたいだよね?」
と、友人に言われました。
「ええと、それはかわいらしいって、褒めてるの?」
と、期待はしないで返したら、
こんな答えがきっぱりと返ってきました。
「うーん、いや、こう漫画とかで、
ほっぺにどんぐりいっぱい詰め込んでいるのが、
そっくりだと思って!」
「・・・・・・」(不機嫌さを沈黙で表現)
「ほら、おやつ食べてるときなんか、ほんとこんな感じだよ!」
(誤解がはれて、とても満足げな表情)

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ほっぺにこれでもか!と食べ物をいれている
『欲張りリス』のことだったようです。
すると周りにいた人たちまでも、
「ああ、似てる、にてる〜〜!」
と満場一致で、大笑い。。。
友人に対し、
そのケンカ、買いますよ、
と思った瞬間でした。
人の批判が気になるとき、
それは自分に対する自分自身の批判かも
私たちの小学生レベルのケンカはさておき、
このように両者の間には、常にものの見方の相違があります。
「リス」といって、連想することも、だいぶ違うわけですね。
ある人にとっては、かわいい存在だろうし、
ある人は、噛まれたことで、憎たらしく思っているかもしれません。
○○と言われた!なんか傷ついた。。。ということが続くときには、
自分の自分自身に対する見方を、
まずは再確認してみるといいかもしれません。
相手は、いい意味で言っているのにもかかわらず、
自分がなんでも否定的に受け取っている可能性もあるからです。
その場合、自分の見方を変えるまでは、何も変わりません。
言われたことを否定的に取り、
その意見に同意してしまっているから、
それが真実になってしまっているわけです。
誰の意見も、気にする必要はない
もちろん、あきらかにネガティブな
悪意がある場合も多いわけで、
そんなときこそ、
「それってかわいいってこと?」「おおらかってこと?」
などとポジティブに受け取ってしまった方が、
幸せに近づけるかもしれません。
貴方が相手の意見に同意しなければ、
誰もあなたにそう思わせることはできません。
そんな権利のある人は、世の中にはいないのです。
はねのけた上で、笑っていると、
相手もやる気をなくしていきます。
まぁ、そのように何でも都合のよい風に受け取っていると、
「真実の斧」が上の例のように、ざっくりくるので、
やっぱり客観的な視点というのは大事とも言えましょう。
わかってはいたんですが、
そんな満場一致で、欲張りリスを採用しなくても。。。
これも一種の愛情表現だと、
いい風に受け取っておこうと思います。
人間関係とスピリチュアルの関係を知りたい方は、下記のコラムも参考にしてみてくださいね。