こんにちは。ワールド・フリーライターの青星いるかです。
未経験からどうやって編集・ライターの仕事につけたの?と時々聞かれるのですが、私はまず「編集者・ライター養成講座」に、半年ほど通いました。
通学の講座で16万ほどでした。どの学校も、無料の説明会もおこなわれていることが多いです。
私はいきなり申し込みしたような記憶があります。
あとは、学習院大学で行っていた「トラベルライター養成講座」というのも受けました。
こちらは、手頃な価格でしたが、卒業生の方が本を出していたりして、わざわざ講座に来て話してくださったりもし、とても有意義な学びでした。
色んな大学で、開催されていると思います。
私は地方に住んでいたため、夫の了解を得て、そのとき実家のあった関東に半年間滞在して、これらの講座を受けました。
あとは意外なところなんですが、マスメディアを学ぶ社会学部を卒業していたというのも、採用のポイントとなったようです。あとで、面接をしてくれた人が教えてくれました。
現場のプロの編集者・ライターさんたちが直接教えてくれる
編集者・ライター養成講座は、現場のプロの講師の方々が教えてくださって、非常に役にたちました。
やっぱり同級生たちと課題で企画をだしあったり、記事を書いたりして、プロに添削してもらえたのが、大きかったです。
そのときの模擬インタビュー記事をPDFとして添付した履歴書を送って、海外で情報誌の編集アシスタント・ライターの仕事に30代で未経験からつくことができたのでした。
そんな仕事に、しかも海外でつけるなんて、思ってもいませんでした。あきらめちゃいけませんね!なにごとも。
やっぱりちょっとでもマガジンでの経験があると、ポートフォリオとかで、デザイナーさんが見事に作ってくれたデザインの雑誌の見本記事がだせるから、信頼もえやすいし、仕事の料金も高くなると思います。
海外での編集・ライターでの仕事は意外と狙い目
意外なのですが、海外の生活情報誌の編集・ライターのお仕事というのは、未経験の人でも狙いやすいです。
私の勤めた会社でも、しょっちゅう求人をかけていたのですが、私より後に採用される人はみんな未経験でした。一人はレストランのウェイターをしていた子で、もう一人は心理学を学んでいる子でした。
編集長にもう現場が回らないから、経験者を採用してください!とその子達が採用される前に言ってみたら、「そんな経験者とか、この国にいないよ〜」ということでした。
その子達も私と同じく、入ったらいきなり編集者として、企画を立てたり、記事を書く役割が回ってきていましたが、みんな普通にできていました。初めてでも。
ちょっとした専門用語や仕事の流れを覚えるだけで、普通の人でもできるんだなぁと自分を含めて思いました。
だから、まだ20代の人は、ワーキングホリデービザを使って、海外で編集・ライターの仕事に応募してみるのもチャンスがあると思います。
国内は飽和状態でしょうから。
翻訳やリライトの仕事も回ってくるので、経験もだいぶ積むことができます。
ただ、お給料は期待しないほうがいいと思います。最初は最低時給でしょう。
私もこのマガジンおかげで、
クラウドソーシング「ランサーズ」
に登録して、すぐに、割と単価高めの、編集・リライトの仕事をゲットできたことがあります。(結局、手間の方がかかりそうで、やめてしまったのですが。。。)
あとは、自己紹介を書いておいたら、こちらからはアプローチしていないのに、香港の生活情報誌さんから、仕事のオファーがやってきたこともありました。
似たお仕事の経験者を、担当者さんが探していたのでしょうね。
フリーライターなら、強みを作らないと、価格競争に巻き込まれる
今や、ライターになりたい人なんて、山ほどいるんですよね。家からでもテレワークでできる環境が整っていますし。現在、副業としてやりたい人もますます増えているでしょう。
そんな中、どうやって、差別化していくのか?
有名な編集長の方に、こんなアドバイスをもらいました。
「全然違う分野の強みをもって、かけあわせるんだ」と。
例えば、経済×アイドルのインタビューとか。
この強みの分野が、かけ離れていればいるほど、実は仕事が増えると教えていただきました。
なるほど、そうすれば、フリーライターの陥る、「低価格競争」から、少しでも遠ざかれるんだなぁと思い、まずライターになる前に、海外でシェフの専門学校に通いながら、大家さんになることにしました。←遠回りしすぎですが
すると、「不動産投資(為替を含む)×料理×海外移住」という強みができました。
それで、無事に未経験から、英語もあまり得意じゃないにもかかわらず、採用していただけました。(人手不足だったのもありますが〜)
この教えはとても大事だと思います。
これから、ライターを目指す人は、是非心にとめておかれるといいと思います。
そうじゃないと、せっかくライターになれても、今日頼まれて、徹夜で明日までに仕上げて!みたいな仕事に追われることになっちゃうかもしれません。。。
あとはひどい案件だと、1文字0.15円とかありますし。最低でも1.5円はもらわないと、1000文字書いても、1500円にしかなりません。画像を用意したり、校正とかのやりとりをしたら、時給として割りに合わなくなると思います。
それでも、家でできる副業として、志望者が後をたたないのが、ライター業界だと思います。
今は、Webサイト運営者も、外注のライターさんをよく募集していますから、仕事は増えたのだけれど、志望者ももっと増えているという感じだと思います。
最初は低い単価から始めたとしても、どんどんと待遇が上がっていくように、色んな分野の強みや経験を作ってみるのが、長い目でみると一番良いのかなと講師の方々から学びました。
ライターを目指すみなさんの未来が明るいことを祈っています ♪