昨日は好きなことを仕事にするには、というテーマでお話しましたが、
今日はどのような仕事を選ぶと、将来の収入も増えていきやすいのか、についてお話したいと思います。
パートや派遣の主婦さん、時給のお仕事より自分で小さく稼ぐ時代がやってきています。
時給のことだけ考えて、労働時間の切り売りをするのはとてももったいないことのような気がします。
私も実は長い間、低賃金に悩まされてきました。
実家ぐらしだったり、主婦だったりしたので、それでもありがたいことに食べるのに困ってはいなかったのですが、
今となってはスキルとして身についておらず、労働切り売りをしなければよかったなぁと思う仕事もありました。
今は基本的に自分で仕事をしているので、時間対効果は驚くほどよくなっています。
普通の地方の主婦だった私にできたんだから、もちろんできますよ!
ニュージーランドでは家の値段がものすごく急激に上がったことがあって、安いお給料よりよっぽど稼ぎ出してくれました。
家賃も入ってきていたので、とても助かりました。不動産さまさまです。
みなさんも、目の前の小さなパート収入だけでなく、将来を見据えた働き方をしませんか?
将来的にスキルや資産となることに注力
パートや派遣だからといって、時給だけで選んではいませんか?
いきなり好きな仕事には就けなくても、仕事の中にもスキルを高めていけるものと、ただ労働切り売り型のものがあります。
例えばその会社でしか通用しないような昇格試験みたいなのを一生懸命勉強しても、わずかな時給アップにしかなりません。
今はパートさんでも、そういう試験みたいなのを設けているところ多いですよね。
会社側からしたら、他でも通用するのではなく、自社の売上につながればいいのですから、
自分で自社の製品やサービスの勉強して知識などを深めてくれるのは、うってつけなのです。わずかな賃金アップですみますしね。
そうではなく、例えばワードとエクセルを使うような仕事をしていたら、そのスキルを高めたり、データべースのアクセスもできれば、
大幅な時給アップにつながります。勉強をしながら働いて、その後他の職場にも移れるのです。
私も実際、アクセスをニュージーランドの安い生涯学習講座でちょっと勉強してから、派遣の仕事に申し込んだら、時給が600円アップしました。
(だいぶ高度なことも求められたので、業務をしながら勉強するのがかなり大変でしたが)
簿記とかFPをの資格をとるのも、いいと思いますし、英語も時給UPにつながりやすいです。
これからの時代、プログラミングなどができれば更に幅がぐっと広がるでしょう。
といっても求めているスキルは人それぞれなので、労働切り売り型がどれとは特定できないのですが、
一般的にいうと、飲食店の接客、コンビニやスーパーのレジ、簡単な事務や経理などがあげられると思います。
ただ、将来自分でお店を開きたいという人は飲食店で経営のすべてを盗む気でやるとか、
経理でも決算書が作れるくらいになるように学ぶ気持ちで仕事する、とかすればスキルにつながっていくと思います。
個人的には飲食店の店員さんとか、本当に接客の上手な方とかいらっしゃって、才能だなぁと思うし、ちょっとした会話を交わすのが好きなのですが、
残念ながら時代は自動化の方へと進んでしまっています。
おそらく注文もお会計も機械がやるようになるでしょうし、コンビニや小売店も無人化していくでしょう。
先日いきつけの温泉がリニューアルして、今まで受付でやり取りしていたのが、全部機械になってしまいました。入場から精算まで、機械ですむように。
そうなると仕事を失ってしまうのです。
かんたんな事務や経理も、AIの発達や海外へのアウトソーシングが簡単になったことから、どんどん求人がなくなっていくと思われます。
労働切り売り型より、資産型の仕事へ
これからの時代一番いいと思うのは、労働切り売り型、つまり時給で働くよりも、ストックしていける資産型の働き方です。
時給で働いていると自分が働いた時間に限られてしまいますが、
例えば小さなビジネスをもって、契約を結んだりして働いてもらえば、収入は飛躍的に伸びます。
フリーライターになると、自分が書いた分の収入しか得られませんが、
例えばブログやYou Tubeでいい商品やサービスを紹介して、コミッションを得たり広告料をもらったりすれば、やり方次第では大きなお金を稼ぐこともできるでしょう。
それにこれはストック型の収入ですので、ある程度作り込んでしまえば、あとは少しメンテナンスをするだけで、ずっと収入が入ってくるようになるのです。
印税をイメージするといいかもしれません。
私たちがやっている大家業もこれにあたりまして、最初の物件選びと管理会社さん選びなどには時間がかかるのですが、
一度優秀なチームを組んでしまえば、あとはトラブルと退去のとき以外はほとんどやることはありません。
平均しても実労時間は、1ヶ月に1時間もないくらいです。
それにこういうストック型のビジネスでいいところは、やればやった分だけ、工夫すればしただけ、直接自分の収入に反映されることです。
時給型ではいくら一生懸命働いても、大幅に時給が上がることはめったにありません。
ただ例えばブログを運営しようとして、まずは雇われのWebライターとして実績を積んでいけば、
お金をもらいながらライティングスキルを高めることができます。
うまく次につながるような仕事を選ぶようにするといいと思います。
最終的には、お金を気にせず好きなことに注力できるようになる
ストック型って何がいいかって、必要なお金は最小限の労力で稼げるようになるので、
お金にならないけど好きなこと、っていうのにゆっくりと取り組めるようになるんですよね〜〜。
好きなことって損得抜きにしてもやりたいですよね?それが人の役に立つようなことなら尚更です。
例えば趣味の手芸とかお菓子作りとか、そんな大きな売上にならなくても、安心して熱中できるようになります。
しかも自宅で。
さらに広げて、お菓子を児童福祉施設に無料で配るなんてこともできるようになりますよね。
これが生活に追われていて、なにがなんでもそれで稼がないといけない!となると、そんな余裕ももてません。
あわてて生活費の補填のために、時給型の仕事に戻って、スキルアップにならない仕事をやる、という悪循環になってしまいます。
向き不向き、っていうのもあると思いますが、今は小さな仕事を自分でできるようになっている時代です。
インターネットの発達でますますそうなっていますし、これからも多くの人がそうやって自分で仕事をしていくことにシフトしていくと思われます。
ひとつひとつは小さな収入でも、例えば5つ集まればかなりの額になります。
ぜひ好きなことで輝いてくださいね☆