おはよーございます。青星いるかです。
さて、最近、台湾にいる兄貴分Kさんから、LINEでほぼ毎日朝の挨拶が届いて、なんだか心がぽかぽかしてくる今日この頃です。
台湾の人って本当に親切で、情が厚くて、家族や友人をとても大事にします。
そういうところ、とても尊敬しています。
私の両親への愛が足りないような気がしてしまうほどに。
元々Kさんは、うちの父と一緒に働いていた方で、家族ぐるみのおつきあいが、かれこれ12年ぐらいになるでしょうか?
私たちには子供がいないので、うちの父にとっては、Kさんの娘さんたちが孫みたいなもののようです。
今日は、どこかにセーフティ・ネットとしての人間関係をもっておくことの大切さについてお話したいと思います。
お金よりも何よりも(お金ももちろん大事だけど)、やっぱり最後は人だなぁと思います。それも長い時間をかけて、こつこつと築いていくしかないかなと。
それも結局は、小さなキッカケから始まります。それを大事に育てていけるのかどうかなのかなぁと思います。一期一会を大事にしてこそ、長い友情にもつながっていくのかなと。
台湾で出会った人たちは、すごい偶然からたまたま出会えただけでした。
人数は少なくてもいいから、やっぱり信頼できる人々がいてくれるというのが、私にとっては大事なことです。
私は旅ガラスなことが多かったので、旅先でそれっきりになってしまっている友人も数多く、今ではとても反省しているのですが、
そういう風にどこかで「ぎゅっ!」と時間を一緒に過ごした人たちというのも、それはそれで、完結していてよかったのかなぁとも思います。
朝のあいさつから気持ちよく1日がはじまる
そうそう、台湾語の朝の挨拶って、相手の幸せを祈るような文章が多いみたいです。
(もしかしたら、Kさんだけかもしれませんが)
「早安、幸福愉快」
「早安、幸福平安」
「早安、幸福自在」
「早安、幸福美好」
「早安、幸福相守」
「早安、珍惜幸福」
「早安、幸福相隨」
「早安、幸福圓滿」
などなど。なんとなく意味がわかりますよね?
縁起が良いので、8つにしてみました〜。
こういう挨拶を交わし合うのは、とてもいい習慣だと思います。
言霊も良いし、みんな朝から幸せな気持ちになりますよね〜。
ちなみに夫との朝の挨拶は、同じくLINEの「おぱー」でおわります。元日本語教師らしからぬ言葉遣いですね、うーむ。(笑)
先日は、ついでに「おっぱっぴー」と送ってみたら、ちゃんと「よしお?」と返事がきました。おっぱっぴー、って良い響きですよね?ふふふ。
日本に住んでいるおねいちゃんのような人からも、お茶とタピオカが届きました♪
私が地方に行ったとき、始めてできた友だちは、言語交換をしましょうという掲示板で出会った台湾出身の素敵な女性でした。
このSちゃんは、日本に嫁いできて、いきなり日本の短大に放り込まれ、大変苦労!していました。
だから、言語交換というよりは、スタバとかで楽しくおしゃべりして、ストレス発散!みたいな感じでした。
私は日本語教師の学校に通う前で、誰も知り合いがいなかったし、彼女も短大の若い子たちと気が合わず、日本に来たばかりで、友だちを求めていました。
だから、二人でピクニックに行ったり、彼女の弟と三人で焼き肉食べたり、色々と遊びました。楽しい思い出です。
とても気があって、彼女の子供が生まれてからも、一緒によく会いました。あのときは、懐いてくれていたのですが、もう忘れちゃってるだろうなぁ!
ちょっと前、うちに手作りマスクがあまっていたので、「いるぅ?」と連絡したら、「嬉しい♪」とお返事が来たので、日本茶と一緒に送ったのです。
そうしたらとても喜んでくれたらしく、台湾茶とタピオカの小包がプレゼントのように届いたのでした。
私が台湾茶フリークなのを覚えていてくれたようです♪
初めての日本語教師としてのアルバイトは、弟のような子でした〜
そのSちゃんの弟君が、日本に3ヶ月ほど滞在するというので、日本語を教えてくれないか?と頼まれたのが、私の初めての日本語教師体験でした。(言語交換はのぞいて)
この弟君とまた気があって、彼は英語を話さなかったので、私の片言の中国語と、彼の片言の日本語を織り交ぜながら、色んな話をしました。
基本は、スタバで彼がおごってくれて、私が日本語を教えるという感じでしたが、授業後にマックなどに行ってまだおしゃべりをし、今度は私がおごったりもしました。ふふふ。(彼は若者らしく、マックとスタバが大好きでした)
ところが、コーヒー代だけで充分だったのに、Sちゃんがどうしてもといって、後にアルバイト料を払ってくれたのです!
もうプロの勉強もしてるんだから、お金は取るのよ!と彼女は言って、断っても 全然折れてくれないので、ありがたく受け取りました。
ちょうど、日本語教師養成講座に通っている時期だったので、私も教える練習みたいだったし、ただ楽しかったから、気を遣わなくてもよかったのにな〜。
彼が帰ってしまうときは、2人で空港までお見送りに行きました。なんだかしょぼんとしてしまって、
「私たちの弟は帰っちゃったね〜。でも元気で就職して、幸せになるね、きっと」と励まし合って、ご飯を食べに行ったのを今でも覚えています。
そののち、彼は就職し、兵役を終え、車を買ったので、いつでも遊びに来ていいよ〜案内するから〜と言ってくれていたのですが、まだ会えずじまいです。ぐすん。
台湾短期留学時に出会った心の親友
私が台湾に短期留学していたときに、ひょんな縁からHと知りあい、毎週Language Exchangeをしたり、しょっちゅう一緒に遊んだり、花蓮まで旅行に出かけたりしました。
彼女とインゴウという陶器の街に行ったとき、おばあちゃんが日本人の友だちに持っていけ!と言ったんだよ〜、ともってきてくれた納豆とご飯を、古い駅のベンチでもぐもぐ食べたのも、よい思い出です。
Hとは今では音信不通になってしまいました。彼女の家に泊めてもらったのが、最後でした。
そのとき、彼女は妊娠中で、これからは生まれた子も一緒に遊ぶんだろうなと呑気に思っていました。
なのに、今では連絡先をうっかりなくして、手紙を書くことすらできなくなってしまいました。。。
会社のメールを使ってやりとりしていたのですが、それが会社的にNGだったらしく、怖くてそこには送れなくなってしまいました。
FACEBOOKとかでも捜してみてるのですが、なかなか見つかりません。
でも例え連絡が取れなくなっても、私にとっては、濃い時間を一緒に過ごした、ほんとーに大事な友人です。
思えば、彼女との出会いは突然でした。
私がバス停で困っているときに助けてくれた、同じ寮に住んでいた日本人の方の彼女が、Hでした。
「Language Exchangeを俺の彼女としない?俺が教えるとケンカになると嫌だから」とその方に頼まれ、まずは仲良くなりましょうと、一緒にうなぎ屋でごちそうしてもらったのが、Hとの出会いです。すごく良い最初の会合でした。
初対面だったのに、なんだか懐かしい感じすらして、すごく楽しかったです。
それで毎週、日本語と中国語をお互い教えあって、最後の方にはただ英語でおしゃべりして(笑)、どんどん仲良くなっていきました。
考えてみれば、日本語教師の勉強をして、もっと効率的に教えられればなぁという気持ちが始めて芽生えたのは、Hがいてくれたおかげかもしれません。
その後、彼女は子供を産みました。
さて、その子は英語を話さないだろうから、コミュニケーションをとるために、日本に帰った後でも中国語を勉強しておくかぁ〜とさがした相手が、上にでてきたSちゃんだったのです。
なんだか、面白いつながりですね☆
というわけで、私にとって、台湾はすごく思い入れの強い国です。
なんかあったら、台湾にいけば、お腹がすいたままのことはないだろう?とふんでいます。
ある種の、セーフティ・ネットですね。
台湾の人たちは、お腹がすいた友人を放っておいたりはしないからです。日本語教師の仕事や家もすぐに見つけてきてくれそうです。
将来ロングステイするのにも、有力な国、台湾
将来、台湾で1年のうち3ヶ月ほど暮らすのもいいなぁと思ったりして。そのくらいなら、ビザも免除になったし。
ただ、台湾って、短期貸しの部屋がなかなか見つからないんですよね。ホテル暮らしするには長すぎるしなぁ。
そういえば、台湾のKさんが、私たちが台湾に行くと、「うちに泊まんなよ!」といつも言ってくれるのですが、奥さんは用意が大変だろうなぁと思うので、私たちはホテルに泊まります。
ある日、「うちの子たちがさ、君はうちの家が嫌いなの?どうしてうちに、泊まらないの??」って心配していると言われました。
ち、ちがーう!あんな素敵な家に泊めてもらいたいし、娘さんたちとも遊びたいけど、奥さん(超美人!)の手間がかかって悪いから〜〜と何度も説明したけど、よくわかってもらえてないようです。
妻も待っているから!と言われるんですが、いつも、なんて言おうか迷います。
お客さんが来ると、女の人って実は大変なんですよね、すごい準備があって。
そんな子たちも、先日は家族で、たこ揚げをしたようで、写真がおくられてきました。
台湾も自粛があけ、ちょっとでも自然を感じたかったんだろうな〜。私もたこ揚げ一緒にしたかったなぁ。芝生を裸足で走り回りたいです〜。
というわけで、私の台湾の友人たちのお話でした。心のセーフティネットって感じですかね。
人生は出会いと別れの繰り返しですね。道が違ってしまった人々とは、別れの場面になったら、できるだけ相手の幸せを願って、手を精一杯振るしかありません。
すると、また空いたスペースに新しい人間関係が飛び込んできたりもしますしね。
いずれにせよ、「便りのないのは元気な証拠〜」といって、マメでない私を怒らない、長いつきあいの友人たちにも、感謝しないといけませんね☆
人間関係とスピリチュアルの関係を知りたい方は、下記のコラムも参考にしてみてくださいね。