今日は、私が手放せない、野口式「超整理手帳」について、お話ししたいと思います。
超整理手帳、一度やめようと思ったことがあります。
ずっと使っていた方眼のタイプがなくなってしまい、好きな写真を使えるタイプの安いカバーも販売停止になってしまったからです。
でもやっぱりこの手帳に戻ってきてしまいました。
ふつーの主婦だった私を変えたのは、この一冊の手帳との出会いだったように思います。
野口式「超整理手帳」との出会い
私はニュージーランドで小さな会社を作る前、地方都市に住む、ふつーの主婦でした。
夫婦仲もまあまあ良く、毎月の生活は基本的に穏やかに過ぎていきました。
ちょっと料理を工夫してみたり、貯金に励んでみたり。
でも、何かが違う、といつも感じていました。
結婚する前に訪れたニュージーランドに、いつか住みたいと思っていたけれど、この安定した生活を手放してまで踏み切るのは、とても遠い道のような気がしていました。
焦りからか、資格や英語の勉強をしてみたり、株や為替の勉強をしてみたり。
ビジネス書を読みあさったり、オーディオテープを聴いてみたり。
でも何も変わりませんでした。
ある時、ショッピングセンターのフードコートで、
「時間を効率的に使う手帳の本」を読んでいて、ふと思いました。
そうだ手帳を買ったら、この空白を埋められるかもしれない、と。
そのときの私はたいした予定もなく、家事やたまに会う友人、夫とのデートの約束以外、空白だったのだけれど、その手帳を買ってみました。
それが3ヶ月が1度に見渡せるという、野口式「超整理手帳」でした。
手帳を使い始めたら、どんどんとやることが増えていった
もちろん最初は、空白が続いたのだけれど、
その2年後には日本語教師になり、5年後にはライター養成講座に通い、7年後にはNZに移住し、料理の専門学校に通い、小さな会社を作って大家さんとなり、
編集者・ライターの仕事につき、といつしか色んな予定と経験で、手帳は埋まっていきました。
今考えると、あの空白は必要な時間だったのだなと、わかります。
その中で、私はそれまでの疲れを癒し、考え、内側でものごとを育んでいたのだと。
でもあのとき、「手帳なんか買っても、書き込むほどの予定もないよ」
と、思っていたら、空白はまだまだ続いていて、海外移住することもなかったかもしれません。
そう思うと、日常生活のほんの小さいところに転機はひそんでいて、気がついてキャッチするのが、すごく大事なのだと思います。
お気に入りの手帳を買って、1日を有効に使おう!〜MITのススメ
私は「超整理手帳」が気に入っていて、毎年リフィールを買って、カバーだけはちょっといいものを買って使っていますが、みなさんお気に入りの手帳を見つけられるといいと思います。
私が買ったカバーはもう販売されていないみたいですが、本皮のいいものを使うと気分もあがりますよ。
私はこのサイズと、3ヶ月が1度に見渡せるのが、かかせない要素となっています。
手帳を使うときのコツなのですが、まず1日の最初に、MIT(Most Important Things)を3つ決めます。
つまり、現在の優先事項を頭の中で整理して、それに取り組むようにするのです。
そのうちの最低1つは、必ず、「長期的な目標の達成につながること」にしています。
こうすると、日々の雑事に追われて、長期的な成長?のための時間を取り忘れることもありません。
気がつくと人間って、「あぁ、今日1日は、雑事に追われて、終わってしまった。。。」ということに、なりかねませんよね?
MITを決めるのは、そういう事態をふせいでくれます。
今の私でいうと、ブログと英語は、必ず入れるようにしています。
レオ・バボータさんの『減らす技術』〜The power of Less
このMIT、どこかで読んではじめた習慣なのですが、どこが出元かすっかり忘れてしまいました。。。(^^:)
今調べてみたら、レオ・バボータさんの『減らす技術 新装版』で書かれていたようです。
The power of Less という、減らす技術についての本です。
荷物も、やることも、整理して少なくしよう!という趣旨の本です。
人生、意外と短いですからね〜。集中することを決めないと、あっという間に過ぎ去っていってしまいます。
この方は、世界的人気のある「Zen Habits」というブログをやっておられます。英語ですが、とても役にたつので、興味のある方はのぞいて見てください。
というわけで、手帳の効率的な使い方については、また今度お話ししたいと思います♪