色んな職業を日本とニュージーランドで渡り歩いてきた、いるかです。
さて今日は、楽しめる仕事の選び方についてお話したいと思います。
「自分が楽しめる仕事がよくわからない」というご相談をかなり聞くからです。
私は旅費をかせぐための派遣の仕事とかを除いては、結構自分の楽しめる仕事についてきたかなと思います。
飽きっぽいのと、いきなり重要な仕事を任されることが多くて、ストレスから身体を壊して辞めてしまうことも多かったのですが、
仕事自体は色んなチャレンジングなことがあって楽しかったです。今から思い返してみると。
一番あっていたのは、研究所でのお仕事ですかねぇ。小さい事務所でみんな気心もしれていましたし。
調べ物も、書くことも、資料をつくることも好きでしたから。
あとは、基本的にどこでもできるということもあり、ライターと大家さんのお仕事も気に入っています。
仕事探しをする上で重要なこと
やっぱり第一に、情熱のもてる仕事をする。自分の好きなことをする、ということに尽きると思います。
そうすると、仕事という感覚ではなく取り組めるので、あっという間に時間がたっていた!みたいになるかと。
いわゆるゾーンにはいる、って感じですね。
私も書いているときと、物件を探しているときと占いをしているときは、まさしくそんな感覚になります。
その楽しめる仕事の中にも、もちろん苦手な分野もあるのですが、それはなるべく楽しめるようにやり方を工夫するとか、
あとはお金を払って誰かに任せてしまうとか、色々とやりようがあります。
日本語教師のお仕事も楽しかったですね。ただ、この仕事は家での準備時間がとっても長い上に、
時給は安かったので、途中でギブアップしてしまいました。
ただ、生徒さんたちから、「先生、今日の授業最高だった!」とか言われると、すごく嬉しくてやりがいがありました。
授業のあとに、先生たちや生徒さんたちと飲みに行くのも楽しかったなぁ。
余裕がでてきたら、あまり準備のいらないオンラインでのマンツーマンレッスンを再開しようかなとも考えています。
最近、時給もかなり改善されてきて1時間2500円。その上オンラインだからどこにいてもできるので、なかなかよいアルバイトになるかなと思います。
日本語教師に興味のある方は、こちらのサイトをどうぞ♪
仕事をしている時間は人生の三分の一もある
仕事をしている時間って、寝ている時間と同じくらいあります。というよりは、寝る時間と食事の時間、お風呂の時間を除くとほとんどが仕事の時間だという日本人も少なくないでしょう。
日本人の勤務時間って、人にもよりますが、すごく長いですからねぇ。
だからこそ、興味のもてない仕事を選んでしまうと、人生の長い時間を苦痛とともに過ごすことになりかねないのです。
楽しめる仕事をあげるよりも、まずはやりたくない仕事について考えてみる
先日、たまたまウィリアム・レーネンさんのYou Tubeを見ていたのですが、その中で
「楽しめる仕事を探すよりも、まずはやりたくない仕事について考えてみる」と話されていました。
これは誰にでもできる、とても素晴らしいアプローチだと思います。
いきなり好きなこと、を考えるよりも、まず自分が何を耐えられないのか、苦手なのかを考えてみるのです。
私の場合だと、まず細かい指示をいちいち出される仕事は苦手です。大枠で仕事があって、やり方は自由というのじゃないと続きません。
あとは単純作業もすぐに飽きてしまいますし、オフィスに同じ時間に行って、同じ時間に帰るというのも苦手です。
分野でいうと、経理とか数字の細かいことも苦手。なので、銀行とか会社の経理部門とかも無理です。
あとは、色んな人と会話をするのもたまにならいいですが、毎日だと疲れてしまうので、いわゆる店舗やカスタマーサービスなどのサービス業もむいていません。
何かを売り込むというのも苦手なので、営業の仕事とかもできません。他社の製品の方が優れていたら、そっちを勧めちゃいそうです。
という風に考えていくと、おのずと選択肢は狭まってきます。
できれば、どこででもできる仕事であるというのが理想的なので、今のWebサイトの運営と大家さんと投資とタロット占いというのに落ち着きました。
昔っから、家で働きたかったんですよね〜〜。
よっぽど気心がしれた人たちとでないと、空間を共有できないのです。
気配とかに敏感なので、例えばオフィスに一人すごく機嫌の悪い人がいたりすると、その人が出すネガティブなエネルギーをもろに受けてしまったりするからです。
そういう風に考えていくと、だいぶ選択肢が狭まって選びやすくなるんじゃないでしょうか。
仕事を辞める前に、自分の棚卸しをしておこう
つらい状況にあると、今すぐにでも辞めてしまいたいと思うものですが、まずは立ち止まって自分の棚卸し、自分の研究をしておきましょう。
何がつらいのかわからないまま辞めると、貯金もあまりないときなどは、焦ってまた同じような仕事・環境を選んでしまうことにもなりかねないからです。
実家があるなら一度帰るとか、失業保険に入っているなら保険のでる期間はゆっくりと考えてみるとかできるといいなと思います。
あとは自分の苦手なことがわかったら、そうではなくなるべく興味のもてそうなお仕事を選んで応募してみてください。
未経験のお仕事でも、以前の仕事のスキルをいかせる
その際、未経験の仕事でもひるむことはないと思います。私はみんな未経験から転職をしてきました。
ただ時間と費用があるなら、講座とか学校とかに通えると自信をもって就職活動ができると思います。
それに、自分では気が付かないかもしれませんが、意外と新しい職場でもいかせるスキルが身についているということもあります。
私の場合でいうと時間管理術で、編集のお仕事でそのことをとても褒めてもらえて、はじめて気が付きました。
だって普通にやっていただけなんです。研究所の仕事とか、日本語教師の仕事とかでもやはりタイムスケジュールは大事でしたから。
さかのぼってみると、大学時代も大量のレポートとかさばきつつ、バイトにサークルにと活動していたので、その頃にはもう学んでいたかもしれません。
同僚の編集者が、タイムスケジュールのとても苦手な人で、締め切りギリギリになっても報告もしないし記事も書けないという人だったので、
編集長的には相対的にみて私の働き方を気に入ってくれたようです。
だから、実は自分で気が付かないうちに培われているスキルっていうのもあると思います。
時間がゆるせば、周りの人に自分の得意なことは何か?というのを聞いて回るっていうのもいい方法かもしれませんね。
なので、憧れの仕事があるんだけど、未経験の私には無理だろう、また同じ業界での仕事を探そう、なんて制限を設けずに、どんどんチャレンジしていってほしいと思います。
経験よりも熱意をかってくれる職場もあります。
私の父は台湾で企業の顧問をしていたのですが、採用するとき経験はほとんど見ないと言っていました。やる気があれば覚えられるのだから、人柄だね、と。
憧れの仕事をしている自分をイメージする
憧れの仕事をしている自分ってどんな気持ちなんだろう?といいイメージを膨らませていると、
その仕事を引き寄せる確率が高まります。
颯爽といきいきと働いている自分を感じてみるのです。いい気分になると思います。
それで細かいところまで想像してみるのです。こんなオフィスがあって、温かい同僚やボスがいて、電話で商談をして海外出張して、なんて具合に。
私がよく思い浮かべるのは、香港の街の高級ホテルのラウンジで摩天楼と海を見ながら紅茶を飲み、ゆっくりとパソコンをひらいているところです。
これから誰かと食事をしにいくところで、その前に仕事を片付けておこうと思っているので、ワクワクとした気持ちになっています。
夫はどこかに用事をしにいっているらしく、彼と落ち合ってから、さてみんなで何を食べよう?と考えているのです。
街の空気は活気に満ちていて、湿った熱い空気がとても心地よい。
旅の途中で、まだこれから次の国に行って、何を体験しようかな誰と出会えるのかなとワクワクしています。
そんなイメージが幾度となくわいてくるのです。実現するといいなと思います。
一度には叶えられないかもしれませんが、そういうときには段階を踏んで、だんだんと近づいていくという方法もあります。
とにかく諦めずに、今の自分にできることを精一杯にやってみてください。
きっと助けてくれる人があらわれますよ!