おはようございます、アドバンス認定エンジェルカードリーダー™の青星いるかです。
タロットカードって78枚もあるのに、逆位置まで覚えないといけないの?と挫折しそうになる初心者の方も多いと思います。
実は逆位置って、別にそんなに苦手意識をもたなくてもいいんです。
今日は「タロットカードの逆位置の読み方」についてお話ししたいと思います。
逆位置は採用しないと決めてしまう
私は最初に買ったタロットと解説書が鏡リュウジさんの「ソウルフルタロット」だったため、解説書にあったとおり、最初は正逆を気にしないで占っていました。
ひとつのカードごとに正逆両方のキーワードが書かれていたからです。
なので初心者の方はまずは正逆をとらない教科書を買うというのもオススメです。中古しかないんですが。
エンジェルタロットカードはこちらです。
慣れてきたら、逆位置をワンセンテンスで教えてくれている、こちらの解説本がオススメです。
例えば、ワンドの10の基本キーワードが「重圧」、だったら
正位置は「自分が選んだ重荷で手いっぱいに」
逆位置は「強いられているものを手放す」
といった具合です。
本当はこれくらい短いセンテンスだけ頭にいれておいて、自由にインスピレーションで読むのがオススメですが、
この本には恋愛・仕事・対人・その他などにもシュチュエーション別に分かれた読み方の具体例ものっているので、初心者の方にもわかりやすいですよ。
逆位置の読み解き方
逆位置を採用する場合は、正位置のキーワードで示されている要素が「失われていたり、過剰すぎる」ととらえてみてください。
正反対や正位置の状態に未達、という読み方もできます。
特に決まった読み方はなく、その時に感じたインスピレーションを採用するのがポイントです。
3つの代表的な見方について見ていきますね。
パワーが失われている
カードのエネルギーが妨げられています。
「元気」なら元気がないという感じです。
パワーが過剰すぎる
カードのエネルギーが過剰すぎる状態です。
「停滞」なら、ものすごく停滞してしまっていることが考えられます。
正位置の状態に未達成
正位置の意味にまで到達していないことがあります。
例えば「自由」だったら、自由な状態にまでなれていない、と読み解けます。
逆位置の読み方サンプル
これらを踏まえて、読み方のサンプルを上げたいと思います。
逆位置のワンドのエース
逆位置のワンドのエースは、新しい情熱の始まりに抵抗があることを示すかもしれません。
または、情熱が過剰すぎて、持て余し気味、暴走気味ともとれます。
両方の意味を読み解ける
このように正反対の状況を両方読み解ける可能性があるので、
逆位置を難しいと思ってしまう方が多いのかもしれません。
- タロットの逆位置の解釈は常に文脈、つまり周りに出ているカードと考え合わせて読むことが大事です。
- タロットリーディングは直感もとづいて読み解くものです。自身の感覚や感じたことを信じれば大丈夫ですよ。
逆位置はネガティブなものではない
逆位置がでると、悪い意味なんではないかと心配になる方もいると思いますが、必ずしもそうではありません。
自分の心がどう感じたのかが大事です。
なんだか悪いインスピレーションがきたらネガティブな解釈の可能性が高いですが、最初から悪いものと決めつけるとミスリードされてしまいます。
ただネガティブな印象があっても心配しないでください。
タロットは現状と、このまま進むとどうなっていくのかというのが示されますから、アドバイスに従ってしっかりと行動を修正していけば、恐れることはありません。
逆位置ばかりの占い結果は、相談者が問題と向き合っていないということも
ただ、あまりにも逆位置ばかりの占い結果は、相談者が問題と向き合っていないと捉えることもできます。
質問をしているんだけど、本当の問題からは目を背けているというケース。
例えば、「結婚したいんですけど、いつできますか?」という質問だったとして、逆位置ばかりだと、本当の本心では「結婚して、今のイヤな仕事から逃げたいな。特に結婚願望があるわけじゃないんだけど」という状態だったりするのです。
まとめ
逆位置の解釈はタロットリーダー個人のスタイルによっても異なりますので、様々な解釈を試して、自分に合ったアプローチを見つけることが重要です。
苦手意識を振り払って、楽しくカードからアドバイスをもらいましょう。