おはようございます、アドバンス認定エンジェルカードリーダー™の青星いるかです。
今日は初心者の方でも始めやすい、タロットのシンプルな占い方法についてお話ししたいと思います。
ズバリ、YESまたはNOを占う方法です。
ただこの場合、占い方法は簡単なのですが、質問を上手にする能力が必要とされます。
YESまたはNOを占う方法
方法は色々あるのですが、今日は3つほど紹介したいと思います。
心を静めてから、カードをシャッフルして、3つの山に一度分けてから、またひとつの山に戻す、というのは他の占いと同じです。
早速見ていきましょう。
単純にカードをひいていく
ずっとカードをひいていって、先にカップの1がでたらYES。先にソードの1がでたらNOというものです。
とてもシンプルですね。私はこの方法で占うときのカードが決まっていて、小さめでカードがめくりやすいものを使用しています。
この方法は、めくっているうちに瞑想のように心がしずまってくる、という効果もあります。
最初の一枚でいきなり、カップの1やソードの1がでるときがありますが、それはYESやNOの意味が強いととらえています。
思いっきりYES!またはNO!というサインですね。
カードの正逆で占う
シャッフルしてからひいた一枚目が、正か逆かで占います。
正ならYES、逆ならNOということですね。
大アルカナの意味で占う
大アルカナだけで占い、そのカードの意味で判別します。
YESのカード
THE FOOL<愚者>0
THE MAGICIAN<魔術師>1
THE EMPRESS<女帝>3
THE EMPEROR<皇帝>4
THE CHARIOT<戦車>7
STRENGTH<力>8
JUSTICE<正義>11
TEMPERANCE<節制>14
THE STAR<星>17
THE SUN<太陽>19
THE WORLD<世界>21
NOのカード
THE HERMIT<隠者>9
THE HANGED MAN<吊るされた男>12
THE DEATH<死神>13
THE DEVIL<悪魔>15
THE TOWER<塔>16
どちらでもないカード
THE HIGH PRIESTESS<女教皇>2
THE HIEROPHANT<法王>5
THE LOVERS<恋人>6
WHEEL OF FORTUNE<運命の輪>10
THE MOON<月>18
JUDGMENT<審判>20
この方法のいいとろこは、カードのキーワードからのアドバイスももらえることです。
ただし、最初のうちはカードの意味がわからなくても大丈夫ですので、YES、NOのみで意味をとってくださいね。
数秘術に詳しい方は、カードの番号からも意味を読み取れます。
一番大事な質問の仕方
まずは質問を明確にすることが大切です。
自分の内側と対話を充分にしましょう。
そしてYES、NO占いの時は、質問をとても具体的にすることがポイント。
例えば「引越をした方がいいでしょうか?」というぼんやりとした質問ではなく、「東京都渋谷区に10月に引越をするのはどうでしょうか?」としぼりこんだ質問をするとベター。
NOがでても、質問を少し変えて続けてみるといいでしょう。
「では、来年初めではどうですか?」などなど。
具体的な質問ができる、ということは、自分の内側の望みをキチンと把握している、ということです。
もう行動を起こそうと思っている。でも、客観的なアドバイスも知りたい、ということですね。
もう一つの例としては、「彼氏はできるでしょうか?」という質問よりも、「今度の婚活パーティーで彼氏になる人と出会えますか?」という聞き方です。
この場合は、彼氏をつくる、ということまでは自分で決めています。タロットに委ねてはいません。
ただ、質問を変えてもNOが続く場合は、今は出会いの時期ではない、ということを示唆していると思うので、
ちょっと時間をおいて自分の仕事のこととか趣味のこととかに熱中してみる、という対処法がとれますよね。
自分の願望がまずあって、それを達成するにはどういう方法が一番いいのか、というアドバイスをもらえるのが占い、ということだと思います。
自分とのカウンセリング、とも言えるかもしれません。
こういうカードがでてほしいというのは禁物
例えばどうしても転職をしたいとしましょう。それで、「今が転職の時期でしょうか?」と聞いたときに、こうなってほしい!という願望が強すぎると、YESのカードがでたりします。
それはタロットからの客観的なアドバイスではなく、ただの自分の希望です。
そうなったなと思ったら、フラットな気持ちになるまで心を静めてから占ってみましょう。
まとめ:難しく考えずに、YES、NO占いをやってみよう
色々と書いてきましたが、まずは実践あるのみ。
人生の重大な選択を聞くのが怖かったら、「今日のランチは、カツ丼を食べるのがいいですか?」「二つのカフェで迷っていますが、スタバの方が集中できますか?」など簡単なチョイスから聞いてみるといいかも。
私は結構一枚目にカップの1がでたときの質問を覚えていたりします。
ただそのアドバイスに従ったかというと、そうはいかなかったというケースもあります。
客観的にみたら、YESなんだけど、そういう行動をとるのはハードルが高いな〜と諦めたこともあります。
別に占ったからといって、その通りに行動しなければいけない、というわけではありません。
もうちょっと気楽に色々と占ってみてくださいね。